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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津近隣にある村の神社の石碑】 前述の神社の境内にあった石碑です。「二十三夜」「湯殿山」「飯豊山」「金剛山」「青面金剛尊」「庚申塔」と彫られた石碑です。金剛山転法輪寺は真言宗醍醐派大本山になっている、修験の寺です。それを考えると、「湯殿山」や「飯豊山」は理解できますが、ここは神社の境内です。 また、青面金剛と庚申は結び付きますが、庚申のマツリで青面金剛を祀るのは仏家でのことです。神道では猿田彦を祀ります。そして、庚申のマツリは道教の習慣です。日本ではこうしたことから、多神教という言葉が使われていましたが、ある意味ではそれが日本の宗教的情況であると言うことも出来るかと思います。そして勿論、多神教よりも一神教の方が進んでいると言うこともできません。 ユダヤ教の経典で、キリスト教の旧約聖書の最初の五巻(モーセ五書)で「神」と訳されている言葉は「エローヒーム」という言葉で、「エル」という神を表す言葉の複数形です。一般的には「尊厳の複数形」と言われることがありますが、小生は納得出来ていません。それは、「尊厳の複数形」が何故この「エローヒーム」だけに用いられているのかということが説明されていないからです。 そしてこの境内には、もう1基、非常に気になる石碑が建てられています。それを見付けたのは帰りがけでした。次回はその石碑をご紹介したいと思います。「あったよ!」と思わず所長に声を掛けてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.29 21:25:46
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