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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【キリシタンの魔鏡】 昨夜のテレビのニュースで魔鏡のことが流れていましたが、キリシタンが魔鏡を持っていたことが確認されています。2006年にある方のご紹介で、大阪と京都に残っているキリシタンの遺物を見てくることが出来ました。この写真は、京都のある方が持っていらっしゃる魔鏡の複製品です。本物は九州の大学にお貸ししているとおっしゃっていました。 複製品ですが、こうした魔鏡を作ることが出来る方はもうほとんどいらっしゃらないそうです。表面に微妙な凹凸を付けて、それを丁寧に磨くそうです。この研磨が難しいそうで、素人が出来るようなことではないともおっしゃっていました。上の写真に写っている方は、ある大学の先生ですが、この魔鏡を持っていらっしゃる方のところへ連れて行って下さいました。 そして、その後、京都市内にあった『フランシスコの家』というところもご案内下さり、管理をされている方のご許可を頂戴して写真を撮って来ました。そして、会津に遺っているキリシタンのモノの原形を見ることが出来ました。観音菩薩像の背に十字が彫ってあったり、手にしている剣が十字になっていたりします。あるいは焼き物の図柄に十字が描かれていたりしますが、鏡の背部にはっきりとした十字があるものの写真も見てくることが出来ました。 また、ネット上でも確認できますが、臨済宗妙心寺派の総本山である妙心寺に、鍛鉄製の鐘が残されていることも事実であることを確認してきました。あるいは、屋根瓦に「十」があるものにも驚かされました。会津のとあるところに、屋根瓦に逆さ卍があるものも遺されています。非常に貴重な歴史的遺物です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.30 08:17:07
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