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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の修験】 会津には、明治期の弾圧を乗り越えて修験を継承しているお宅があります。これはその中の一軒のお宅の墓地にあった墓石です。明和八年(1771)に、修験を「中興」された方が亡くなられたのであろうと思われますが、その後も現在までそのお宅で修験が継承されています。 江戸時代には、修験は禁止されていませんし、自由に活動が出来ていたようです。ただ、会津藩では修験の家の長男だけが、それを継承することが許されていたことは、『会津藩家世実紀』に記録があります。それだけではなく、修験を継承されているお宅の中には、外観からもそれが判るところがあります。 この墓石は修験を継承されてきたから、墓地を見ていって下さいと言われて、墓地を訪ねましたが、この写真を撮る前にもここへ来たことがありました。ただ、この墓石にも「天」年号が彫られています。しかも、この一帯にはきになるコトが残っていました。現在は絶えているようですが、そのコトを守っていたことがある方はいらっしゃいます。 そしてその名称は、会津以外のところでにも残っているようで、ネット上でその単語を見たことがありますし、ラテン語がそのまま日本語になったのであろうということはすぐに判る単語です。そして、旧高遠藩領内には、小生が知っている限りでは2ヶ寺、密教のお寺が残っています。どちらのお寺も、ここでご紹介したことがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.06 19:48:46
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