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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の石灯籠型六地蔵】 前述の墓石の写真を撮ったあとで、あそこから少しだけ離れたところにある石灯籠型六地蔵を確認してきました。この六地蔵と最初に出会ったのは1998年5月3日でした。キリシタンの研究のために会津を巡り始めた頃です。苦手な暗算をしたら、16年間、会津を巡ってきたことになると気が付きました。 そして、そうした巡礼が史料を本文批評するのに非常に役に立っています。史料はそのまま全面的に信用することは出来ません。たとえ『会津藩家世実紀』であったとしても、それを傍証するモノがなければなりません。ですから、『新編会津風土記』や『会津藩家世実紀』を読んでいて、気になると翌朝からフィールドワークに出掛けてきました。 前述までの修験を継承してきたお宅には、修験のお堂に祀られていた像が残っていますが、その中には「子安観音」像もありました。ここでご紹介したことがありますが、当山派の修験道であっても、『儀軌』にない「子安観音」像が残っていることは非常に気になります。しかも、お堂が残っていた頃には、近隣のご婦人たちはそれをお参りしていたと、地元のご婦人からお伺いしました。 会津は徹底的にキリシタンのモノが残っています。今日も帰り道の近くに気になる墓地があったので、寄ってみようかと思ったのですが、雪がしっかり積もっていて、難しそうだったので諦めました。雪が解けたら、また出掛けたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.07 08:14:01
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