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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【伊那高遠の双体道祖神】 伊那高遠のとある村の入り口に石碑などと一緒に並べられていた双体道祖神です。ここで、何回かご紹介したことがありますが、彫られている男女の像はどちらも旅装束です。ですから、旅人を守るためのものだと考えられることがありますが、この村通っている道は街道ではありません。この村を通って旅をしているとすれば、一般の旅人とは異なった目的を持っていた可能性があると考えられます。 この道を奥へ入っていくことは出来ますが、途中から未舗装になり、その先は林道のような道ですし、歩いて山越えをする路は車で通行することは不可能です。この村の周辺には気になるモノが残っているので、出来るだけ早いうちにまた訪ねてみたいと思っています。 信州には双体道祖神が多いのですが、そしてそれらの一部しかまだ見ていないのですが、様々な双体道祖神があることは事実です。しかし、男女が彫られているという共通点から、仏教のものであるとは考えられません。そして、年号が彫られているものはすべて、江戸時代になってからのものです。そして、中には近年になってからのものであろうと思われるものもあります。 この写真には、10円玉が写っています。比較的新しい10円玉でした。しかし、村の方がお参りされたのかどうかはわかりません。ただ、比較的新しい10円玉が、お賽銭として上げられていることは事実です。小生の関心は、そうしてお参りされる方々が、こうした双体道祖神を何だとお考えになっていらっしゃるかということなのですが、なかなかお伺いするチャンスに恵まれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.10 07:43:21
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