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テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:キリシタン
【フクシマ 発電立県】 去年の3月13日に南会津を一周してきた時に撮った写真です。下の写真は、只見川上流にある田子倉ダムです。このダムの直下に発電所があるのですが、半分は東北電力で、残りの半分は東京電力です。そして、この只見川やその下流の阿賀川・阿賀野川にダムが連続しています。 ただし、2011年夏の集中豪雨で大洪水が起こり、すべての発電所は発電を停止しています。また、JR只見線は鉄橋が流されているので、途中の会津川口駅から先は運休が続いています。しかし、過疎化高齢化が進んでいるのと、自動車の普及で、再開通出来るかどうかは判らないそうです。採算を考えたら、再開通は無理だろうと思います。 そして、非常にショッキングなことなのですが、只見川で盛んに発電所が造られたのですが、只見川流域の村に電気が通じたのはしばらく経ってからのことです。小生とそう歳の変わらない方が「子供の頃に、ランプのガラスを磨かされた」とおっしゃっていたのを憶えています。 日毎に過疎化が進んでいます。これから春になって、雪が解けても、雪囲いが外されない家がまた増えているだろうと思います。すべて、大都会の論理の結果です。ダム建設による恩恵があったことは事実ですが、しかし、この沢沿いで暮らしていく権利を放棄したわけではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.10 10:04:43
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