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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【白河小峰城の不思議な石垣】 とりあえず、この石垣をじっくり見てください。もしかすると、一度崩れた部分をつみなおしているかもしれませんが石積みの基本的な原則が守られていない部分があります。それも、幾何学的な紋様にするために、わざわざ石を削ったのではないかと思える部分もあります。 しばらく前に、ある方が小峰城址の石垣と思える石垣の写真が使われているポスターのようなものの写真を送って下さいました。それには、幾何学的な紋様がはっきりと見て取ることが出来ました。これも同じ時につまれたのかもしれませんが、何らかの物理的理由があってここは崩れなかったのであろうと思われえます。 昨日記しましたように、石垣石工はその技術に関する文書を残しません。非常に重要な軍事機密ですから当然のことであろうと思われますが、広大に生きる私たちには、非常に残念なことです。知識と技術がなければ、つみなおすことが出来ません。そして、崩れた部分にはそれなりの理由があったわけですから、その理由を明らかにして、それを回避した形でつまなければ、もっと小さな地震でも崩れる可能性があるだろうと思います。 悲しいことですが、仕方がありません。万が一のことが起こった時に、小さな子供たちがここにいたら悲惨な事故になることは目に見えています。そうしたことを考えると、東日本大震災の爪跡を残すという意味で、崩れた個所を、安全に、そのまま残すのも一つの歴史であろうと小生は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.11 11:18:23
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