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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【二本松少年隊】 「明治維新」とは何であったのかを考え始めたのは、高校生の時でした。一般的には、近代市民革命であるとされていますが、まず第一に、戊辰戦争を起こしたのは「市民」だったでしょうか。『八重の桜』をご覧になっていらっしゃった方々はお判り頂けるかと思います。 この二本松藩も奥羽列藩同盟に加わっていました。彼らも武士です。幕府から封を受けた藩主に仕えています。市民ではありません。しかし、こうした視点から戊辰戦争を見る考え方は、小学校や中学校あるいは高校の歴史教科書には記されていません。そして、「勝てば官軍」と言われるように、戦争は常に勝ったものが正義になります。これは国内戦などには典型的に顕れます。「正義は勝つ」のではなく、「勝った者が正義になる」のだと小生は考えています。 これは現代にあっても同じだと、最近の政治のあり方を見ていると考えさせられています。選挙「戦」に勝つと天下を取れるようで、不思議な法律が平然と成立してしまいます。そして、「お上のすることは有り難し」で批判をすることは出来ないという報道機関まで出てきてしまいました。 この二本松少年隊のことは、あまり知られていませんが、『八重の桜』には出てきました。「十三歳」というのは数え年でしょうから、彼らはいまで言えば小学校6年生です。そして、この説明板にある「直違紋」がどのような紋であるか、ご存じない方はぜひ検索して調べてみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.12 11:56:09
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