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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【中通りにある不思議な観音菩薩石仏】 この観音菩薩石仏は、キリシタン伝承が残っている、中通りのとある神社の境内にあります。ある方がネット上にあるこの神社のことが記されているサイトを見つけられて、早速教えてくださいました。そしてその方と2011年2月5日に出かけたのですが、非常に寒い日で、カメラがうまく動作してくれず、2011年12月25日に所長と出かけてきました。この写真はそのときに撮った写真で、使ったカメラは体感温度が0度まで使えるカメラでした。 この神社は「三渡神社」という神社なのですが、どういう神を祀っているのかは判りません。ただ、最初に出かけた時に、小さなお社に掲げられていた「三渡神社」と書かれていた扁額を見て、キリシタン伝承が残っているのも頷けました。「みわたり」とも読めますが、音読みしたら「サント」です。この「サント」というラテン語を知らないキリシタンはいなかったであろうと思われます。 「スピリツ サント」の「サント」であれば、キリシタンは毎日口にしていたであろうと思われます。こうした隠し方をしているところは少なくありません。会津には、村名そのものがラテン語であろうと思われる村があります。これもラテン語なのですが、クリスチャンでなくともこのラテン語の単語を耳にしたら、ラテン語であることは判らなくとも、キリシタンであることはお解かりになるであろうと思われます。 東日本大震災がなければ、浜通りも訪ねるつもりでした。浜通りは蒲生領ではありませんでしたが、宣教師が海沿いに北上していたでああろうと考えられるからです。ただ、多くの墓地は津波で破壊されてしまいまったようです。そして、新しい墓石が建てられているようで、古い墓石は瓦礫と一緒に処分されてしまっているかもしれませんし、小生が訪ねてみたかったところは、環境放射線量が多くて、立ち入りが制限されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.12 20:56:07
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