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カテゴリ:キリシタン
【転切支丹本人同前の僧侶】 最初に伊那高遠へ行く前に、ネット上でいろいろと検索したのですが、その時に、この丹瑞という僧侶のことを知りました。それで、この丹瑞の墓石を見てみたいと思い、ここを訪ねました。丹瑞に関しては、<伊那 切支丹 丹瑞>で検索すると、詳しく記されているサイトがヒットしますから、そこをお読み下さい。 ここは蔵沢寺という曹洞宗のお寺の墓地なのですが、この墓地にも気になるものがいくつもありました。そして、それらの中にはここでご紹介したものもあります。ここはこのお寺の歴代のご住職の墓が並んでいるところなのですが、個人のお宅の墓域に卵形墓石が残っているところがありました。実に不思議なことです。そして、十字墓が中央にある墓域がありますが、その写真はここでご紹介しています。典型的な十字墓です。 ただ、会津にも転切支丹本人同前の僧侶がいました。このことに関しては『新編会津風土記』に記されています。そして、その僧侶が関わったお寺がある村の墓地を訪ねたのですが、そこにも気になるものがありましたが、この村からは飯豊山も磐梯山も背炙山も見ることが出来ます。 この丹瑞、「女犯」の罪で処刑されていますが、檀家から信望の厚かった僧侶だとされています。ですから、本当に女犯の罪を犯していたかどうか、大いに疑問を感じています。また、処刑された場所が、高遠藩の刑場があったところからかなりはなれたところだとされていますが、高遠藩主は内藤家の時代です。内藤家の家紋が気になって仕方がありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.14 16:17:54
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