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テーマ:信濃の風景(234)
カテゴリ:キリシタン
【伊那谷の風景】 大鹿村の高いところにある村の中でも一番高そうなところから撮った写真です。正面の高い山は標高3120mの赤石岳です。南アルプス南部では一番高い山です。 この村のご婦人とお話しすることが出来たのですが、一度だけ登ったことがあるとおっしゃっていました。この写真に写っている沢まで下りて、そこを沢沿いに歩いていって、赤石岳の尾根の取付のところで一泊して、それから一日かけて尾根を登って稜線に出て、そこでまた一泊して、次の日に頂上に上がってから、登ってきた路を下りてきて、尾根の取付のところで一泊して帰ってきたそうです。南アルプス南部の岳々は多くがそうした深い山です。 小生は学生時代に、南アルプス南部の縦走に誘われたのですが、体力的に大変そうで、みんなに迷惑を掛けるといけないと思って、参加しませんでした。それでも、こうして赤石岳を見ることが出来、写真も撮ってくることが出来たので、この時はものすごく感動して帰ってきました。 この赤石岳の稜線が長野県と静岡県の県境になっています。地図でご確認頂けると、南アルプスの壮大さをご理解いただけるかと思います。そして、この赤石岳に積もった雪も、解けたら天竜川に流れ込みます。デカイ!岳です。ここから頂上まで、二泊三日程かかるそうですから‥‥‥。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.25 11:08:08
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