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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【信州のキリシタン】 2012年の夏の終わり頃、ネット上にある地図を見ていて、信州のとある一帯に不思議なモノが残っていることを知り、9月の半ばにそこを訪ねました。そして、偶然、道路脇にある墓地を見付け、車を止めて中に入ったら、気になるモノがありました。転切支丹類族墓石です。この写真はその墓地の一画を撮った写真ですが、この写真でもそれをお判り頂けるであろうと思います。 驚きました。信州では伊那谷だけでなく、松本平にも、佐久平にも、上田平にも、そして善光寺平や木島平にも、あるいは安曇野にも、キリシタンの痕跡が残っていますが、ここはかなり山の中です。それで、少し予定を変更して、この一帯を巡ってきましたが、この一帯にもキリシタンが広がっていたことは間違いないと思われるモノに出会うことが出来ました。 信州と言えば、善光寺や諏訪神社があるところです。多くの方々は、「まさか」と思われるかもしれませんが、関心のある方は是非、善光寺や諏訪神社をじっくり歩いてみて下さい。おそらく、不思議な物にで合うことが出来ると思います。そして、ここに記してきたことを思い出して頂ければ、様々なことが脳裏に浮かび上がって来るであろうと思われます。 「百聞は一見にしかず」と言いますが、転切支丹類族墓石に関しては、司東真雄師の著書に詳しく記されていますから、そちらでご確認下さい。また、所謂「双体道祖神」が分布している一帯にも、キリシタンの痕跡が残っていることも確認できました。「庚申」碑や「庚申供養」塔も同じです。特に、伊那谷に残っている、庚申の年に「庚申」碑を建てる習慣は、明らかにキリシタンの習慣であろうと考えられるモノを会津で見付けています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.01 09:03:23
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