|
テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:日本の未来
【パックス・アメリカーナ】 今朝は、起きてきてすぐに、地震や環境放射線のデータをダウンロードしてから、色々な新聞のサイトを読んでいましたが、ある新聞のサイトで、久しぶりに「パックス・アメリカーナ」という言葉を目にしました。超大国アメリカの力で世界平和を維持するという考え方です。 最近、TPPで日本はかなり行き詰まっているようですが、バブル経済がはじけた後、日本は超大国アメリカの蔭で安住してきているように見ます。「日本が外国から攻撃された時には、アメリカは日本を助けるが、アメリカが外国から攻撃を受けた時に、何故日本はアメリカを守らないのか」という質問を、アメリカで何回も耳にしてきました。日米安全保障条約です。政府は「日米同盟」と言っていますが、日米安全保障条約というのはそうした内容の条約です。ですから、小生は「日米同盟」という表現はまったく的外れな表現だと思っています。 昨日は第五福竜丸が被曝してから60年目の記念日でした。あの原爆は、所謂「原爆」ではありませんでした。核分裂を起こして、その高熱と高圧を利用して、水素を核融合させる「水素爆弾=水爆」です。核融合は安全だとされていますが、核分裂を利用してしか水素を核融合させることは出来ません。ですから、それ以外の方法で核融合が可能になれば、原発も少しは安全かもしれませんが、戦後ずっと核融合炉が研究されてきていますが、しかし、未だに完成していません。 日本は、4度も核分裂による被曝を受けました。ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ環礁、そしてフクシマです。そして、フクシマは30年で廃炉が出来るとされていますが、廃炉にする方法は明らかにされていません。核燃料がメルトダウンしている原子炉をどうやって廃炉にするのでしょうか。「核爆発はおこさない」といわれていた原子炉で、灰色の煙が上がったのをネット上に流れている動画で見た時に、「答えは一つしかないな」と思いました。そして、原子力規制委員会のサイトで、浜通りの環境放射線量を見ていると、悲しい未来しか見えてきません。アメリカは、スリーマイル島の事故以降、州民が一致して電気の使用量を減らしました。深夜まで煌々と灯りとつけている店には行かないと決断して、州民が原発を止めました。アメリカに出来るくらいですから、日本でも出来ないことはないはずです。ワシントン州のシアトルとオレゴン州のポートランドの中間にある原発です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.02 08:32:58
コメント(0) | コメントを書く
[日本の未来] カテゴリの最新記事
|