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テーマ:信濃の風景(234)
カテゴリ:キリシタン
【旧高遠藩領内の「秋葉山」石碑】 これも、今までに何回かここでご紹介している「秋葉山」と彫られている石碑です。旧高遠藩領内のとある村に建てられている神社の境内にあります。この神社の一の鳥居のところには、庚申の年に建てられた「庚申」碑などが建てられていますが、それらもここでご紹介したことがありました。 しかし、ウィキペディアにある「秋葉神社」の項をお読みいただければお判りになられると思いますが、実に不思議な神社です。神道と仏教と修験道が混淆しているように見えるとも書かれていますが、小生は秋葉街道沿いに残っているキリシタンの痕跡が気になって仕方がありません。 また、記紀神話が成立した時に、この日本列島にはどのような民族が住んでいたのでしょうか。戦前はこうした研究はまったくすることが出来ませんでしたが、現代だからこそ、しっかりと明らかにする必要があると思っています。ただ、そうした研究で学位を取ることは、まだまだ難しいだろうと思います。 最近は、「聖徳太子=架空の人物」説がかなり市民権を持ち始めています。これに関する論文を、もっともっと読んでみたいと思っていますが、なかなか論文のリストが手に入りません。小生は大山誠一『<聖徳太子>の誕生』(吉川弘文館、2001年、東京)しか、まだ読んでいませんが、非常に興味深い内容でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.06 20:40:51
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