|
テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:平和
【恒久の平和】 「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」 日本国憲法の前文の中段ですが、平和とは何かという議論が明確になっていないと、「平和のための戦力」が浮上してきます。そして、都合の悪いことを隠しておこうとします。秘密保護法などはその典型です。いつまた、あの「大本営発表」が繰り返されるか判りません。そして、罰則を厳しくすれば、情報は漏れないと考えているようで、実に困ったものです。 何回かここに記しましたが、アメリカのペンタゴンのホストコンピュータにアクセスして、中を書き換えてきた人は、未だに捕まっていないようです。仮に捕まっていたとしても、ホストコンピューターにあったデータは読まれてしまっているはずです。しかし、最近耳にしたことを考えると、日本の政府や地方自治体のセキュリティーに関する意識は極めて低いとしか思えません。 個人情報の非常に重要な戸籍も、紙に書かれたものではなく、デジタルデータ化されています。すべてではありませんが、かなりの市町村でそれが行われていて、バックアップ作業が、夜間に、国によって行われていますが、なにしろ、戸籍謄本などは非常に高額で売買されますから、狙われたら、それが裏で流れるようになるまで、それほど時間はかからないと思います。平和というのは、戦争をしないということだけではないと、小生は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.08 13:51:50
コメント(0) | コメントを書く
[平和] カテゴリの最新記事
|