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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【旧高遠藩領内の不思議な石像】 2010年7月19日に、旧高遠藩領内のとある村に建てられていた大日堂の境内にあった石像です。上は、宝冠を被り、智拳印を結んでいるように見えるので、大日如来であろうかと思われます。下は、「子安観音」ですが、右手に持っているのは宝珠形のものではありません。そして、この一帯にも庚申の年に建てられた「庚申」碑が残っています。 この一帯は高遠からはかなり離れていますが、高遠藩史に関する文献では、保科家が高遠藩主だった時代には、間違いなく高遠藩領だったところです。この2体の石像は、大日堂の参道を上がっていくと、お堂の手前の左側にありました。 この写真でもお判り頂けるかと思いますが、抱かれている子供は着物を着て、腰に帯を締めています。こうした「子安観音」石像は会津にも残っています。そして、その「子安観音」石像には、不思議な伝承が残っていたのですが、最近になって建てられた説明板には、別のことが記されていました。 あの「子安観音」石像に最初に出会ったのは、1980年の夏だったように記憶しています。非常に不思議なものが数多く残っている村でのことでした。そしてごく最近になって、あの村に関することをある方からお伺いしました。そして、それをお伺いしたことによって、別の村のことがかなり見えてきました。保科松平会津藩はキリシタンを弾圧していません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.08 17:54:03
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