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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の「廿六夜供養」碑と「秋葉山」碑】 会津のとある村にある神社の境内にあった石碑です。「廿六夜供養」と彫られた石碑と、「秋葉山」と彫られた石碑です。この「秋葉山」の「葉」は草書体を少し変形させているように見えますが、こうした草書体もあったのかもしれません。ただ、現在はこれらの石碑もおそらく雪の中の空洞の中にあるだろうと思います。 「二十六夜」碑は、会津では珍しいですが、伊那高遠には「二十六夜」の月待ちがあったことは、『高遠町誌』にも載っています。そして、「秋葉山」碑も会津では珍しいのですが、伊那高遠で秋葉山をご存じない方はいらっしゃらないだろうと思います。 この辺りの沢には天然の大きなヤマメがいると聞いていたので、一度行ってみたかったのですが、結局、一度も行くことが出来ませんでした。もう30年位前のことですが、それだけ沢の水が綺麗だったということだろうと思っています。会津は水が綺麗で美味しいところです。清水があちらこちらに湧き出しています。 しかし、こうした「廿六夜供養」碑と「秋葉山」碑が同じところに建てられていると、考えることは一つしかありません。そして、『寛文風土記』(1666)にはこの村の名前を見付けることが出来ません。そして、『新編会津風土記』(1809)に記されている家数よりも、現在の方が家数は多いですが、他にも不思議なものがあると聞いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.10 16:10:31
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