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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【只見川沿いの「子安観音」石像】 かなり以前から気になっていたこの「子安観音」石像を2007年9月9日に見に行きました。この「子安観音」石像には不思議な伝説があります。この「子安観音」石像が祀られている周辺の村々の方は、その伝説をご存知であろうとおもわれますが、この「子安観音」石像は只見川沿いの山道に祀られています。「山道」と言っても、どこかの山に登る道ではなく、山の中に付けられている路なのですが、以前にこれが祀られていた場所は、現在の場所から巣押しはなれたところだったことを示す案内板が建てられていました。 「元禄時代よりお堂建立前まで、二百六十年間雨晒のまヽ鎮座された所」と書かれた立て札が立てられていました。おそらく、現在この「子安観音」石像が祀られている祠のことを言っているのであろうと思われます。そして、この祠の横に大きな石碑が建てられていて、そこに不思議な伝説が記されています。この石碑の写真を撮ってきて、伝説を何回も読み直しましたが、いまだにその伝説の意味がよく判りません。 ただ、伝説の中に出てくる地名や姓に関しては納得出来ますが、一番肝心な部分が大きな謎です。ですから、この伝説を創った人は、何かを隠すためにこの伝説を創ったとしか思えません。この付近一体の村々にもキリシタンの痕跡が残っています。会津では、必ずといっていいほどそうした情況なのですが、今でも気になり続けています。 会津はキリシタンのモノやコトの宝庫です。修験に関する不思議な場所もあります。そういえば、あの場所はここでもご紹介したことがありました。会津藩では、代々長男が継承すれば、修験は自由に活動することが許可されていました。『会津藩家世実記』にその記録が残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.12 15:57:36
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