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はらo@ Re:冬の奥会津・旧伊南村内川(01/28) こみね様まだご健勝でしょうか。幼い時の…
西日本の民@ Re:会津の墓石(12/03) 年を天と記すケースや位号を略するケース…
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2014.03.13
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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン

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【伊那高遠の不思議な石像】

 これは2009年に伊那高遠のとあるお寺の山門の近くで撮った写真です。合掌していたのであろうと思える腕が、不思議なまでに細く彫られています。そして、首の部分と頭部の真ん中付近で一度切断されています。

 そして、髪の毛が長髪です。多くの方は「まさか」と思われるかもしれませんが、高遠がキリシタンの拠点であったことを考えると、「やはり」にな羅内でしょうか。私たちは、キリシタンを研究するときに、ヨーロッパの絵や像を沢山見てきているので、なかなかキリシタンの実態を受け容れられませんが、しかし、これも石製ですから、仏像ではありません。後ろに写っているのはお寺の塀です。

 また、高遠藩では内藤家が藩主になってから宗門人別制度が施行されたことを考え得ると、こうした石像はそれ以前に彫られていた可能性が十分にあると思われます。そして、伊那高遠ですから、これを彫ったのも高遠石工であろうと思われます。そして、伊那高遠だけでなく、旧高遠藩領内のほぼ全域を巡ってきましたが、それらのすべてのところでキリシタンの痕跡に出会ってきました。

 伊那高遠にある旅支度をした男女が彫られた「双体道祖神」も、こうした像に出会うと、意味がはっきりと見えてきます。あれも聖家族であろうと小生は考えています。正に、マタイ福音書第2章13節から23節までにある出来事ではないでしょうか。






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Last updated  2014.03.13 12:32:55
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