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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【甲斐の棕櫚の木】 JR中央本線の穴山駅の改札口を出ると、目の前に小高い丘が見えますが、そこが能見城趾と呼ばれているところです。現在はこの辺りは韮崎市になっていますが、かつては穴山町でした。2011年1月27日、東京分室から日帰りで北杜市を訪ねた時に、偶然、この穴山駅のところを通り、「城趾」と書かれた案内板があったので、この小高い丘の上まで上がってみました。 おそらく、トロイデ型の山で、それをそのまま城にしたのであろうと思われますが、石垣などは全くない、中世の山城でした。こうした独立した丘を利用した山城は、会津では旧本郷町の羽黒山に築かれた葦名氏の城以外にはほとんどありません。旧会津高田町に多くの山城がありますが、山の斜面に築かれたもので、これは『会津高田町史』に詳しく記されています。 そして、この城へ上がっていく道の入り口付近に、写真に写っているように棕櫚の木が生えていました。これは非常に不思議なことなのですが、会津盆地にも棕櫚の木が生えているところがあります。根元に綺麗な花が咲いていたので、その写真を撮って来て、帰ってきて棕櫚の木が映っていたので驚きました。この綺麗な花の名前が判らなかったので、知り合いに尋ねたら、サフランだと教えてくれましたが、サフランは南ヨーロッパが原産の球根で増える植物のようです。 今冬は山梨県でも大雪が降りましたが、小生は甲府盆地に雪があったのを見た記憶がありません。日本一高いところを通っている小海線の沿線でも、雪が積もっているのを見た記憶がありません。しかし、それだけに非常に寒いところです。おそらく、この穴山辺りでも雪はほとんど降らないだろうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.14 20:33:57
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