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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【奥会津の冬景色】 この町村にお住まいの方は、この町村がどこかすぐにお判りになられるだろうと思います。1枚目の写真のところまで行って、そこから奥に入っていく道が除雪されていたので、一番奥の村まで上がってみました。4枚目の写真に写っている家には、小生が最初にここを訪ねたときには既にどなたも住んでいらっしゃいませんでした。3枚目の写真に写っている家には、夏の間だけここへ帰ってきているご婦人がいらっしゃいました。 晴れていましたが、この日も気温はかなり低かったように記憶しています。道路は除雪されていましたが、路面の雪はかなり締まっていました。この村は、江戸時代には木地師が住んでいたようです。墓地に残されている墓石群がそれを示しています。そして、戦後すぐの頃にここへ移住されてきた方々も、亡くなられたり、離村されてしまって、定住されている方はもう一人もいらっしゃらなくなっています。 ただ、この村にいらっしゃった方には、様々なことを教えていただきました。特に、先込め式の銃を下に向けて撃つ時には、火薬を突き固めた後「一発弾」を落とし込んで、紙を入れてその弾が落ちないようにしたということを教えていただきました。熊を一頭し止めると、奥様とお二人でも「一年では喰いきれねかった」程度の収入があったそうです。 そして、この村にあった山の神に祀られている御神体の写真を撮らせて下さいました。現在は、別の町村の博物館にあるそうです。あの時に撮った写真は、ここでもご紹介したことがあります。立派な着物を身に纏った男女の像でした。この町村の村々の中で、江戸時代には木地師の村であったところには、同じような像が祀られている祠があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.19 08:01:45
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