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テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:日本の未来
【磐梯山】 これは今月の9日に撮った写真です。手前の雪原は田圃です。春が近くなると、磐梯山がクッキリと浮かび上がることが多くなります。小生が経験した中で、猪苗代で降雪が一番長く続いたのは12月始めに降り始めて、青空が見えたのが成人式の頃というのがありました。「空は青かったんだな」と呟いたのを憶えています。 あの時の最高積雪は2メートルほどありました。そして、4月の末に鯉のぼりのポールを立てるのに、40センチほど雪を掘りました。それでいて、暮れから正月にかけて、まったく雪がない年もありました。磐梯山系にはスキー場が沢山ありますから、全体として数億円の減収だとテレビのニュースで流れていました。 また、磐梯山で水蒸気爆発が起きる可能性があると発表されて、修学旅行などがキャンセルになったこともありました。宿泊関連施設だけでなく、会津若松市の食品卸業なども大打撃を受けました。また、スキー修学旅行に関しては、スキー学校なども打撃を受けざるを得なかったようです。会津では大きなスキー場は猪苗代町や磐梯町に集中していますから、町の税収も当然減っていただろうと思います。 そして、水蒸気爆発は起きませんでしたし、あれ以降、水蒸気爆発の可能性は消えてしまいました。町役場に「磐梯山はまだ噴火しているのですか?」という問い合わせもあったと、あの頃に耳にしました。水蒸気爆発と噴火は異なるのですが、テレビなどできちんと説明されていませんでした。これから、雪が解けると、また環境放射線量が増えるのだろうと思うと、いたたまれなくなります。原発を再稼働させようとしている方々は、どういうおつもりなのでしょうか。そんなことを考えながら、この写真をパソコンの壁紙にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.19 20:40:38
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