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カテゴリ:キリシタン
【天鏡台からの猪苗代湖】 磐梯山の南側の麓に天鏡台というところがあるのですが、ここからだと猪苗代湖のほぼ全域を見渡すことが出来ます。この写真は2012年7月4日に撮りました。ズームレンズを18ミリで撮っても、両サイドが欠けてしまうほど猪苗代湖は大きな湖です。 東岸には村は少ないのですが、それ以外の猪苗代湖岸には村々が多数、点々をあります。鶴ヶ城の桜を楽しんだ後、お時間があったら猪苗代湖を一周してみて下さい。ただ、湖岸を走れるところは限られていますが、地図で確認するとすぐに判ります。そして、この猪苗代湖岸の村々も訪ねてみて下さい。 必ず、気になるモノに出会うことが出来ます。小生も最近になって、村々を訪ねてみたのですが、かなりの数のキリシタンの痕跡に出会いました。この写真を撮ったところは標高750mのところですが、保科正之公の墳墓があるところは、標高650mです。しかし、どちらも猪苗代湖方向は開けていますから、どちらからも猪苗代湖のほぼ全域を見下ろすことが出来ると思います。 ということは、猪苗代湖の湖岸にある村々からは、保科正之公の墳墓も土津神社が建てられているところも見えるということになります。保科正之公の家臣たちは、考えに考え、赤埴山の頂上まで上がって麓を見下ろして、あの場所を決定していることが『会津藩家世実紀』の記録からはっきりと読みとれます。このことが、会津のキリシタンを深く理解することを可能にしてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.24 10:17:58
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