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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【春山の雪】 昨日は、ご挨拶に山の中へ出掛けてきました。もう、春の雪になっていました。こうして、雪が浸食した地形を「雪食地形」と言うそうです。そして、こうした地形があるかないかで、生態系も変わってくると教えていただきました。 山の中にも、歴史は確実にあります。むしろ、キリシタンに関しては、山の中の方が残っているように思えています。そして、昨日も、そうしたキリシタンの情況が残っていることが、保科正之公の対キリシタン政策の故であろうと確信して帰ってきました。 会津のキリシタンを考えるには、保科家の系譜だけでなく、様々な家々の系譜を考えなくてはなりません。保科家には様々な家臣がいました。かつては北条氏に仕えていた家臣もいましたし、武田氏に仕えていた家臣もいました。このことは史料からもはっきりしています。そして、そうした家臣にもキリシタンが伝わっていました。 そして、それに加えて、蒲生氏郷の家臣が帰農した村々も会津には残っています。これも、残されている史料を解析すると見えてきます。そして、会津藩には、寺請ではなく、神道請の家臣が多数いたことも、史料に残されている記録から解ります。そして、それらのことを示しているモノが、会津の村々には確実に残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.26 06:23:21
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