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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の巨大な五輪塔】 会津のとあるところにある、巨大な五輪塔です。下の写真に写っているのが所長ですが、自称身長150cmです。ですから、この五輪塔の高さは3m近くあることになります。かた、火輪の一辺は少なくとも150cmはあるだろうと思います。311の地震の後、ここを訪ねていないので、今どうなっているかは判りません。 この五輪塔に関しては、とあるお寺に残っている文書からすると、農耕武装集団の土豪の墓だとされていますが、その文書を批評できるだけの二次資料がないので、はっきりしたことは判りません。ただ、この一帯にもキリシタンが広がっていたことは、お寺の境内や墓地に残っているモノから判ります。 ただ残念なことは、この五輪塔が建てられているところには、かつては村があって、お寺もあったそうなのですが、建物が撤去されて、祀られていた仏像などが売却されてしまいました。現在も、その場所には村がありますが、以前に集中豪雨があり、土砂崩れて流された村の家々がここへ移住された家々です。こう書くとこの市町村の方はここがどこかすぐにお判りになるだろうと思います。 そして、その土豪がいた時代にはまだ、宗門人別制度は影も形もありません。当然のととして、お寺は葬儀を執り行っていませんし、お寺の境内に墓を造ることもありません。史料や残されているモノから判ることはそれだけですが、これがその土豪の墓であるとしたら、その土豪もキリシタンであったと考えられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.29 10:28:10
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