会津キリシタン研究所

【会津磐梯山】

　これは、今月の九日に撮った写真です。猪苗代に住んでいた頃には、雪が降るのが待ち遠しく、そして３月に入ると何故かだんだん寂しくなっていましたが、最近は３月になるのが待ち遠しくなってしまいました。

　この角度から見る磐梯山が一番好きです。猪苗代にお住まいの方は、この写真を撮ったのがどの辺りかすぐにお判りになられるだろうと思います。磐梯山の右肩に大きな岩場があるのがはっきりと判ります。厳冬期の磐梯山に登るのが夢だった時期もありました。

　最近は、磐梯山を下から見上げている方がいいようになってしまいましたが、小生も２度ばかり、磐梯山に登ったことがあります。一度は裏磐梯スキー場から入って、火口壁にある岩の階段を上がりました。そして下りは猪苗代スキー場に下りてきたのですが、ゲレンデの最上部に立った時に、「ここを歩いて下りるんだと‥‥‥」とかなりがっかりしたのを憶えています。

　晴れていれば磐梯山が見えるところに、もう３０年以上住んだことになります。しかし、会津のキリシタンとこの磐梯山が密接に結び付いているとは思っても見ませんでした。これを書き始める前に、この写真を壁紙にしたのですが、かなり迫力のある壁紙になりました。