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テーマ:会津の風景(427)
カテゴリ:キリシタン
【初秋の磐梯山】 これは去年の10月14日に撮った写真です。初秋というよりは中秋といった方がいいかもしれません。磐梯山の高いところが少し色づいていました。そして、その色が下の方へ下りてくると、いつ雪がふってくるかが心配になります。猪苗代に住んでいた頃には、一晩1mを何回も経験しています。ただ、若松市街地に比べると雪が軽いでの、除雪は比較的楽ですが、降り積もってしばらくすると重くなって、たまに雨が降るとそれが雪に氷の層をつくります。 そして雪が積もると、山の斜面にウサギの足跡が出来ます。会津で初めって食べたものの中で一番美味しかったのはウサギの肉です。特に、背中の部分の肉を焼き鳥のようにしたものに、唐辛子を振りかけて食べるのは最高でした。また、裏磐梯に住んでいた時には、熊の肉も食べました。アメリカ産牛肉の赤身の部分を少し濃くしたような味がしたように記憶しています。 そして、絶品はブラックバスの「あらい」です。ブラックバスは食用としてアメリカから移入したものですから、美味しくて当然だろうと思います。スズキの淡水魚です。ただ、淡水魚なので熱湯で処理する方が安心で、三枚に下ろして皮を剥ぎ、薄く切り分けたものを笊に並べ、熱湯をかけて、色が変わったらすぐに氷水に入れ、ガラスの器によそって、ネギの緑色の部分をみじん切りにしたものと、おろしショウガとおろしニンニクを載せて、醤油をかけて食べます。 野ウサギの肉は、完璧に火を通さないと野兎病が怖いですが、その点では、じっくり煮込んだウサギ汁は美味です。これにも、少し唐辛子をかけて食べると実に危険です。ドンブリ飯を2つはいけますから、メタボが待っています。メタボだった頃に買ったズボンを今はくと、着心地は袴のようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.30 18:18:00
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