会津キリシタン研究所

【晩秋の飯盛山】

　去年の１１月１９日、屋上から撮った飯盛山の写真です。紅葉に夕陽が当たって、この写真よりももっと綺麗でした。この飯盛山で白虎隊が自刀していますが、白虎隊の歴史にも不思議なことがあります。関心のある方は、じっくり調べてみて下さい。ただし、小生が気になっていたことを記してある本はありません。おそらく、会津ではタブーなのであろうと思っていますが、とあるところにとある白虎隊士の記念碑があったので、それで納得できました。

　その石碑の写真も門外不出、非公開にしています。歴史は、文字で書かれた資料からだけでは見えてきません。ただ、小生が気になったのは、とあるテレビの番組を見たからです。そして、それを確かめたくて、旧高遠藩領内のある一帯を巡ってきました。あの時に、とある村で出会ったご婦人からお伺いしていたことが、何よりの決め手でした。

　こう記すと、あのテレビの番組をご覧になった方は、お判りになられるだろうと思います。しかし、小生にとっては不思議なことではありません。会津のキリシタン史と高遠を考えたら、こうしたことがあっても不思議ではないと思えます。

　ただ、このことは小生のような余所者が書くことではないと、どこでもお話しすることさえしていません。ただ、このことを明らかにすることによって、会津の近世の歴史がもっともっと明らかになるであろうと思います。この飯盛山へ何回も出掛けましたが、まだ気になっているところがあります。会津へお出かけの際は、是非、飯盛山へお出掛け下さい。そして、自刀した場所まで歩いてみて下さい。