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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の不思議な土葬墓】 今朝は良いお天気です。その為か、今朝の最低気温は-0.2度でした。桜が咲くにはまだ少し時間がかかりそうです。 この写真は1999年にとある村の墓地で出会いました。その墓地へ行って最初に目に飛び込んできてので、最初に撮った写真がこれです。土盛りをした土葬墓であろうと思われます。そしてこの時には、こうした土葬墓が他にもあることを知りませんでしたから、非常に不思議に思えました。 確実に古い土葬墓であろうと思われますが、こうした墓がこの村にあることに関して、『新編会津風土記』は沈黙しています。しかし、その後に出会った、これと同じような土葬墓に関しては沈黙していません。理由は、この村が沈黙したのであろうと思われます。『新編会津風土記』はその編纂時に、編纂者が調査したとは思えません。また、細かい規定を設けて、それを文書で知らせて、その報告書を載せているようにも思えません。 また、載っている地図は比較的正確なのですが、描かれている絵図は、実態とはかなり異なっているものがあります。ですから、『新編会津風土記』そのものからだけ会津の歴史を研究しようとすると、必ず落とし穴に陥るだろうと思います。そして、何故沈黙したのかを考え続けると、別の所から不思議なものの不思議さを解決してくれます。そうした作業の困難さの中で、一番この土葬墓を解明してくれる方法は、発掘しかないことを思わされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.02 07:45:56
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