|
テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の双体仏と三体仏】 小生がこのブログで「会津」と呼んでいるのは、現在の福島県内だけでなく、会津藩領と天領南山御蔵入を指しています。ですから、現在は新潟県阿賀町や栃木県日光市になっている部分、あるいは福島県郡山市になっている一帯も含めています。 この双体仏と三体仏は、2000年にそうした現在は会津ではないところにある村の墓地で最初に出会ったものです。この村と同じ名前の村が、会津の別のところにあり、実際には「〇〇」という村名は訓読みされているのですが、音読みで入力していて驚いたからです。ラテン語の祭壇を表す単語にそっくりでした。 それ以来、何回も出掛けているのですが、この写真を撮った2008年4月22日には、隣の村で驚くべき戒名が彫られた墓石の写真を撮ることが目的でした。その墓石は、ここでもご紹介したことがあります。完璧に異体字なのですが、その文字を分解すると「ジロニも」になる文字が使われています。それも、子供の墓石です。 「ジロニモ」はヒエロニムスのイタリア語名です。そして、ヒエロニムスは、聖書をラテン語に訳した4世紀から5世紀に生きた人物です。ローマ・カトリック教会の方であれば、よくご存じでいらっしゃるだろうと思います。あの墓石の写真をじっくり見ていて、それに気が付いたときには、愕然としました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.03 09:08:22
コメント(0) | コメントを書く |