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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の「子安観音」像】 この「子安観音」像はここで何回もご紹介してきましたが、この「子安観音」像が祀られているお堂でも観音講が行われています。しかし、その観音講に集まるのは、この観音堂が建てられている村の婦人だけです。村の中に建てられていた案内板には「毎年8月17日」に行われると書かれていました。 そして、非常に興味深いことなのですが、「春には代表者2名が会津○○の○○観音にお参りに行った。」とも書かれています。この○○観音は会津では有名な観音堂なのですが、曹洞宗のお寺の境内に建てられている観音堂です。そして、この村からそこへ歩いて行くのであれば、一日で往復することは難しかったであろうと思われます。 峠を少なくとも三つは越えなければなりません。現在は国道がトンネルを通っていますが、車が普及するまでは大変だったであろうと思います。鉄道が通ってからは、鉄道で往復していたかもしれませんが、地方のローカル線は、列車の数が多くありませんでした。 蒸気機関車が客車を引っ張っている列車に乗ると、着いた日に風呂で頭を洗うと水が少し黒くなったのを憶えています。シャツの衿も汚れていました。トンネルが連続しているところでは、真夏でも一斉に窓が閉められました。ご記憶のある方も多いかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.03 11:48:55
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