会津キリシタン研究所

【初夏の飯豊連峰】

　※新潟で震度４の地震があったようですが、新潟県の方々は大丈夫だったでしょうか。会津ではほとんど揺れなかったようで、安心しています。

　これは去年の６月１４日の昼過ぎに撮った写真です。岳は飯豊連峰です。この岳も修験の山です。連峰の岳の名前を見るだけで、それが明らかです。ただ、アプローチが非常に長いので、地元の小学生や中学生が登ることはないようで、「飯豊登山」という言葉をほとんど聞いたことがありません。

　それでも、会津の広範囲に「飯豊山」と彫られた石碑があります。特に会津盆地からは、晴れていれば飯豊山がよく見えるからかもしれませんが、以前は修験と一緒に多くの方々が登ったことがありました。会津に関する本や写真集に写真が載っています。

　日本列島はその成因からして、地震が起こりやすいことは、多くの専門家が認めていますし、南海トラフや関東地方で直下型の巨大地震が起きる可能性が指摘されていますが、各地にある原発は本当に大丈夫なのでしょうか。新潟県には柏崎・刈羽原発があります。これも、関東地方で使う電気を発電しています。そして、北西からの季節風が吹いている時期に、フクシマのような事故が起きれば、関東地方が大きな被害を受けるだろうと思います。

　今日は朝餌を食べたら会津へ帰って、次回は引っ越しの時（４月１５日）に上京する予定です。それ以外にも、茨城県には原発や原発関連の工場があります。かつて事故があって以来、県内の多くの地点で１０分毎の放射線量が測定されていますが、茨城県でも悲しい想いをされた方々がいらっしゃいっます。８億円のニュースは繰り返し報道されますが、しかし、そうした悲しいことはテレビからは流れてきません。