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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の「子安観音」石仏】 この「子安観音」石仏に最初に出会ったのは1998年でした。その時は、被りものに彫られた四つの穴が気になって仕方がありませんでした。残った真ん中の部分がギリシア十字に見えます。 そして、抱かれている乳児は、今正に授乳されているところなのですが、左手で反対側の乳房を触っています。乳児が時々見せる仕草ではないでしょうか。それよりも、乳児の脚とは思えないものが彫られているのが気になります。 この「子安観音」石仏はとある村の中を通っている道路から少し山側に入った小高いところに祀られています。そして、1998年にここを訪ねた時にはまだ、年に二回、観音講が行われていると村の方がおっしゃっていました。 会津にはこうした「子安観音」石仏が数多くあります。ここでも、それらの「子安観音」石仏の多くをご紹介してきました。そして、その多くは、道路脇や、道路から少しは入ったところに祀られているので、村の中を気を付けて走っていると意外と簡単に見付けることが出来ます。因みに、この写真は去年の7月21日に撮った写真です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.06 17:33:09
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