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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【「左儀長焼候儀可為停止旨被仰出」】 この写真は、去年の1月15日に撮った写真です。会津のとある村で行われたサイノカミのワンシーンです。会津藩では、保科正之公が亡くなられて3年後に、サイノカミが禁止になっています。「左儀長焼候儀可為停止旨被仰出」はそれが記されている『会津藩家世実紀』の個所のタイトルです。 何故、サイノカミを禁止するのかは記されていません。そして、現在の会津では、保科松平会津藩の第二代藩主が保科正経だった時に禁止されたということも、ほとんど知られていないようです。実に不思議なことだったので、以前から気になっていましたが、去年の1月15日には、禁止の理由を見付けることが出来ませんでした。 しかし、今年の1月15日に、別の村で撮った写真に写っているあるモノが、「左儀長焼候儀可為停止旨被仰出」の理由であることを教えてくれました。おそらく、保科正之公が会津藩主だった寛文六年に、三十三観音の「順礼」が禁止されたのと同じであろうと思われます。しかし、キリシタンの習慣だから禁止したわけではなく、キリシタンの習慣であることが幕府に知られると幕府も困ったからであろうと思われます。なにしろ、絵島がキリシタンだったのですから、当然のこととして大奥にキリシタンが他にもいたと考えられます。三十三観音の「順礼」や「左義長焼」を禁止することによって、その危険性を回避するためであったのであろうと思われます。 今日も、夕餌を食べたら眠くなりました。昨夜はここに書き込みをするコトも出来ずに、ベッドに入って爆睡してしまいました。その代わり、朝は外が明るくなって、障子から光が射し込むと目が覚めてしまいます。夕餌の時にテレビを見ていたら、あと1年半で小生も高齢者になるようです。これを貼り終えたら、歯を磨いて寝ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.07 20:53:47
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