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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【「万治の石仏」】 諏訪神社の春宮の近くにある「万治の石仏」と呼ばれている石像です。この石像をお参りする仕方が書かれた案内板も建てられていますが、真ん中の写真と下の写真のファイルナンバーには、43の差があります。次から次へと若い方々がお参りにいらっしゃるので、その間は細かいところをズームレンズで撮っていました。 しばらく待ち続けると、人の列が途切れることがあるので、その瞬間にシャッターを押していますが、この石仏、本当に阿弥陀如を彫ったのでしょうか。この写真でもお判りいただけるかと思いますが、手は一見「弥陀定印」に見えますが、よく見ると一般的な「弥陀定印」とは異なっています。そして、よく見ると、阿弥陀如来像が彫られている部分に不思議なものが彫られています。 ある方に、是非見て来て下さいと勧められていたのですが、その彫られているものに、何故、多くの研究者はお気付きにならなかったのか不思議でなりません。この諏訪で石の鳥居を彫った石工ですが、おそらく高遠石工であろうと思われます。そして、願主は「明誉浄光」「心誉廣春」という浄土宗のお二人の僧侶のようです。にもかかわらず、何故こうしたものが彫られているのか、非常に不思議に思えます。 この日は日曜日だったからなのかもしれませんが、若い方々が大勢、願いごとをしにいらっしゃっていました。そして皆さんは、定められたお参りの仕方通りにお参りをして帰っていかれました。宗教が衰退しているように見える現代でも、願いごとはなくならないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.16 07:46:26
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