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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【江戸の転切支丹類族墓石】 小生は都心がほとんど判りません。もうかなり以前ですが、山手線の内回りと外回りを間違えてしまったことがありました。次の駅で慌てて乗り換えましたが、こうしたことは都心へ出たらごく当然のこととして起こります。 この写真を撮った日は、所長と出掛けたので安心していたのですが、所長は学校が終わるとまっすぐ自宅に帰っていたようで、所長が通っていた高校のすぐ近くだというにに、ほとんど道を知りませんでした。 そして、偶然出会ったお寺の境内を歩いたら、この2基の墓石石仏がありました。上の石仏の右側に戒名が彫られていますが、最下部に「霊」と彫られています。下の石仏の最上部には「帰元」と彫られています。そして、左側の戒名の下にも「霊」と彫られています。 ただ、暈した個所には姓名が彫られていますから、幕臣かどこかの藩の藩邸に仕えていた武士の関係者であろうと思われます。しかし、ここは都心も都心、山手線の内側です。つまり、江戸城下から少しはなれたところということになりますが、江戸城下にも転切支丹類族がいたということになります。そして彼らも、如意輪観音石仏を女性の墓石にしています。ここでご紹介したことがありまっすが、織部灯篭が残っているお寺は、ここから歩いて10分位のところにあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.21 17:10:41
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