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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津のキリシタンを高遠から考える】 この2社の神社は会津にある神社です。下の神社の屋根には、かつては一つしか千木がありませんでしたが、この写真を撮った2013年6月12日には屋根の両側に千木が付けられていました。 どちらも「Χ(キー)」の形をした千木ですが、上の写真に写っている神社がある村には「巳待供養」と彫られた石塔が複数、残っています。そして、この村は『文禄三年蒲生家高目録』に名前が出てきているのですが、蒲生氏郷と蒲生喜内の領地になっています。蒲生喜内は蒲生家が佐々木六角氏に仕えていた時に、佐々木六角家の重臣だった人物です。 蒲生家の家臣で、史料から明らかにキリシタンではないと言える人物は一人だけです。その人物は、とある浄土宗のお寺を建てていますが、蒲生家を離れる時にそのお寺も一緒に会津を離れていて、現在はそこに曹洞宗のお寺が建てられています。(『新編会津風土記』) 不思議な千木です。こうした千木に関してはもう少し調べてみる必要がありそうです。神社の千木を何故、「千木」と表記するようになったのかということも気になっています。キリシタンの時代、「千」は十字架を示すために使われているケースが、大阪の茨木市にあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.13 09:43:55
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