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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の不思議な「愛宕神社」】 前回までの「愛宕神社」境内にあった石碑や大黒天石像です。「庚申塔」碑には「万延元」と彫られているのが判ります。万延元年は1860年で庚申の年です。また、飯豊山や湯殿山は修験道の山ですが、ある方があの一帯で撮った写真を送って下さいましたが、気になる文字や文字列が彫られている石造物が写っていました。 また「金毘羅」と彫られた石碑がありますが、四国の琴平神社には「降神観」と彫られた扁額があると、琴平神社のホームページに記されていました。そして、「古峯神社」は会津の広範囲で火防の神として祀られていますが、この石碑には彫られていませんが、多くの「古峯神社」と彫られている石塔には「Τ(タウ)」が彫られています。どれも、前回の像が祀られているところにあっても不思議ではないものです。 そして、庚申の年に建てられた「庚申塔」碑は非常に気になります。会津では、伊那谷ほど多くありません。「庚申」あるいは「庚申供養」と彫られた石塔には時々出会いますが、庚申の年に建てられたものは伊那谷ほど多くありません。 あるいは、大黒天に関してですが、大黒天は信州のかなり広範囲に残っていますが、旧高遠藩領内で「庚申」碑や「甲子」碑が並べられているところには、大黒天石像や「大黒天」と彫られた石碑が残っています。そして、この一帯には、二本松藩領だけでなく、会津藩領にある村にも、大黒天像が祀られているところがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.14 20:13:48
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