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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の「子安観音」街道】 この聖徳太子像は前述までの「子安観音」街道沿いの、とある村に建てられている「聖徳太子堂」に祀られています。しかし、小生がこれまで見てきた範囲では、この村には「子安観音」像や「子安観音」石仏などはありません。しかし、この聖徳太子堂は、2000年に最初に訪ねた時には、不思議な向きに建てられていました。現在は「聖徳太子堂」に入っていく入口の方向に向いています。そして、そのかつての向きは、小生が「キリシタン方位角」と呼んでいる方向です。 実は、ここでご紹介した「子安観音」石仏がある村には不動堂が建てられているのですが、その不動堂はこの「聖徳太子堂」のかつての向きと同じ方向を向いています。そして、こお不動堂にも、大きな剣が奉納されていますが、その剣に関しては写真をここでご紹介したことがあります。会津では、不動明王が祀られているところに、金属製の剣を奉納する習慣があって、ある不動堂が建てられているところには清水があるのですが、地元の方はそこを「キリシタン」と呼んでいらっしゃいます。 そして、その「キリシタン」の近くにある村にある神社には、屋根に千木が取り付けられています。また、お寺の境内に建てられているお堂の、撫で仏がよく祀られているところに、子供を抱いた地蔵菩薩像が祀られていますが、それもここでご紹介したことがありました。 それだけではありません。そのお堂のすぐ近くに建てられている墓碑には、それが元は武士であった人物であることが判る文字列が彫られていますし、お寺の裏には比較的大きな五輪塔が何基も並んでいます。そして、その一帯の村の年配の方とゆっくりお話をしたことがあるのですが、会津独特の訛りはありませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.17 21:21:55
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