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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の「子安観音」像】 これはとある本に記されていた「子安観音」像です。それで、ある方と一緒に訪ねたのですが、村から少し離れたところに観音堂が建てられていて、正面にこの「子安観音」像が祀られていました。一昨年の6月18日のことです。そして、この観音堂が建てられているところの麓に墓地があったので、そこも歩いてみました。 その墓地で、この村は念仏系の宗旨のお寺の檀家になっていることが判りました。ですから、観音堂が建てられていること自体が極めて不思議なことだということになります。また、あるお宅の墓誌を写真に撮ってきたので、帰ってからそれを読んだら、キリシタン研究上、非常に重要なコトがあったことを知りました。 「それなら、こうした『子安観音』像が残っていても不思議ではないと思わされました。間違いなく、この村にはキリシタンに関する伝承が残っているだろうと思います。ただし、最近になって潜ってしまった可能性がないわけではなりません。 村々の墓地を巡ること、これがキリシタン研究の起点だと考えています。これまでに、色々な村の墓地やお寺の墓地で様々なキリシタンの痕跡に出会ってきました。そして、会津一円にキリシタンが広がっていたことを確認しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.18 10:28:59
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