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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の「子安観音」像】 これは一昨年の8月31日にとあるところを訪ねた時に、そのすぐ近くに小さな祠があることに気が付いて、中を覗いたら、そこに祀られていた「子安観音」像です。これも岩のような台座の上に祀られています。そして、胸のところがはだけていて、乳房が彫られています。少なくとも観音菩薩ではありません。 そして、その下の台に彫られている花ですが、「Χ」とギリシア十字を組み合わせているかのように見えます。また、こうした会津の「子安観音」像によく見られるのですが、女性の肌も子供の肌も白く塗られています。それだけではありません。この近くには「秋葉山」と彫られている石碑が建てられています。 これに出会って、非常に驚きましたが、「秋葉山」碑の裏面に彫られている文字列を理解することが出来るので、それもまた驚きでした。そして同時に、会津のキリシタンが明治以降も消えていなかったことを知ることが出来ました。あの「秋葉山」碑の裏面に何が彫られているかをご存じの方は、小生が何を理解したのかお判りになられるだろうと思います。 この「子安観音」像と「秋葉山」碑に出会って、会津のキリシタンの歴史がはっきりと見えてきました。いつか、こうしたことを平然と明らかに出来るようになるように、日々、祈り続けています。また、会津に特徴的な表面破壊墓石のことも理解出来ました。会津の表面破壊が行われた時期が時期だけに、破壊の理由も見えてきました。会津の年配の方々は、よくご存じであろうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.18 17:55:01
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