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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津のとある山村】 これは会津のとある山の中にある村を撮った写真ですが、金山町のとあるところに写真が掲げられていたので、許可を取って撮影し、「金山町教育委員会提供」とロゴを入れることで使用を許可していただきました。 この村は、『文禄三年蒲生家高目録』に現在とは別の漢字表記で記されているのですが、「太閤検地」の時に蒲生家の家臣が会津の訛りを理解できなかったのであろうと小生は考えています。会津には訛りの強いところと、ほとんど訛りがないところがあります。ただ、最近の若い方々には訛りがほとんど残っていないことが多いです。そして、一般に「会津弁」と言われていますが、蒲生氏郷の家臣団は、日本のかなり広範囲から入って来ていますから、近くの村でも訛りが強いところと弱いところがあります。 この「訛り」はローマ字で表記した時の子音の相異と母音の相異を言います。会津で最初に「むじる」という言葉を耳にした時には、本当に困りました。それでも、その時の情況から「曲がる」ということだろうと判断したのですが、それが正解でした。「たがく」という言葉を理解出来なかったこともありました。「そっちさ、たがけ」と言われて、まったく理解不能で戸惑っていたら、「担う」という意味だと教えて下さいました。 この写真に写っている村は、小生が最初に訪ねた時には既に、全村が離村していました。それでも、非常に興味深いものが残っていたので、何回か出掛けていますし、墓地は数回歩いていますが、蒲生軍団の重要な任務を帯びた村だったのではないかと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.28 17:18:23
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