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テーマ:会津の風景(427)
カテゴリ:キリシタン
【雪国の雪】 これは南会津のとある村で、2010年2月14日に撮った写真です。村にあるお堂の境内に墓地があるのですが、すっぽりと雪に覆われていました。もうかなり以前のことですが、「冬に葬式が出ると大変だっただ。雪を六尺掘って、それから地面を六尺掘らなくてはなんねかった。」とおっしゃっていた方がいらっしゃいました。南会津でも豪雪に見舞われるところにある村の方です。 まだ土葬をしていた頃のことですが、過疎化高齢化が既に進んでいたので、若い方はほとんどいらっしゃらなかったようです。これは、地方では市部でも進んでいます。会津若松市街地に住んでいましたが、「おめぇでも若いんだ。おめぇがやれ。」と言われて町内会の役員をしていました。 何故、過疎化高齢化が進んでしまったのかを考えることなしに、高齢化社会を考えても抜本的な解決は出来ないだろうと思っていますが、過疎化高齢化を肌で感じたことのある方は、永田町にはいらっしゃらないようです。地方を遊説されている方でも、実態はなかなか見えてきません。 また、大学へ進学することを考えている中学生は、会津若松市街地か喜多方市街地の高校へ進学を希望します。電車で通学出来るところならいいのですが、バスと電車を乗り継いで通わなければなりませんし、片道、2時間はかかってしまいますし、交通費がかなり嵩んでしまいます。しかし、国が何らかの大きな改革をしない限り、こうしたことを地方自治体が独自に解決できるはずもありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.30 11:32:06
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