会津キリシタン研究所

【２１世紀の宗教】

　朝起きてすぐにテレビを付けたら悲しいニュースが流れていました。そして、様々な方の意見が流されていましたが、これも悲しみを増長させました。日本のテレビ番組は、日本人だけが見ているわけではありません。世界中の様々な人々が見ています。そして、そこで流されたインタビューに関して、様々な意見を持った方がいらっしゃることは間違いないと思います。

　宗教は社会で起きることとは関係がないと思い続けてきた多くの日本人にとって、宗教が戦争よりも悲惨な情況を生み出すことを知らしめられた報道でした。「人道支援」という言葉が、空しく宙を舞っています。「人道」という言葉を受け容れられない人々が世界にはいるということを理解していないで、「人道支援」と言っても、それを口にされた方は、火に油を注ぐことにしかならないことに気が付かれたでしょうか。

　そして、日本人はそうした不思議な宗教があって、それが世界で悲惨な情況を生み出していることに気が付かれているでしょうか。「宗教」を「葬式の仕方」であると考えている方々が多いのは、多くの方々が知っていらっしゃいますが、そうではない国々があることをもっともっと深く考えなければならないと思わされています。

　では、異なった宗教が地球上で共生するためにどうしたらいいのか、答えは吹雪の中で何も見えなくなってしまっています。ただ、ネット上に後藤さんのプライバシーに関することが載っているのを見て、非常に驚きました。危険きわまりない記事です。ネット上に情報を上げるということは、世界中にその情報を明らかにすることです。