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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津のとある観音堂の屋根にある千木】 これは以前に何回かご紹介したことのある、会津のとあるところにある観音堂を撮った写真です。「Χ」形の千木が、屋根に7本ほど並べられています。このお堂を最初に訪ねたのは、もうかなり以前のことですが、屋根に千木があるのに気が付いたのは最近にことです。境内にある別のものの写真を撮りに出掛けた時に気が付きました。 「Χ」形の千木が7本、「Χ(キー)」はキリストのギリシア語表記の頭文字で、それが7本並べられていることが非常に気になります。そして非常に重要なことなのですが、ここは鶴ヶ城から車で10分もあれば来ることが出来ることです。つまり、若松城下からすぐの村だということです。 これだけモノが残っているのですから、村には何らかの伝承が残っているだろうと考えています。また、この建物は観音堂なのですが、入口の扉が閉まっているので、どのような観音菩薩像が祀られているかを確認することが出来ません。そして、この観音堂が建てられているところは、天台宗のお寺の境内ですから、一般的な観音菩薩像が祀られていても不思議ではないのですが、それならば何故、屋根にこうした千木が取り付けられているのでしょう。 不思議なことですが、しかし、伊那高遠にある習慣が会津に伝わっていて当然であろうと小生は考えています。旧高遠藩領内から3000人が武士に取り立てられて、山形最上経由で会津に入って来ているのですから、伊那高遠にあるモノやコトと同じモノやコトが会津にない方が不思議なことではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.06 14:44:03
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