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カテゴリ:キリシタン
【会津のとある村にある「子安観音」堂】 これは前回の下の写真に写っている石碑と石塔です。2006年5月30日に、小さなデジカメで撮りました。年号が彫られているものはすべて、保科正之公がお亡くなりになってからの年号です。 小生は、会津の「山神」は「耶蘇とマリアの神」であろうと考えています。出なければ、この「山神」と彫られた石碑がここに建てられていることを理解出来ませんし、会津のとある村の「ヤマノカミ」のマツリは、村のご婦人方によって執り行われています。 また、会津には三十三観音がいくつかあるのですが、最近は若い女性によって守られているようです。三十三観音の札所になっている観音堂に掲げられている額の中にある写真から、そう思われます。男は農閑期であれば、比較的自由に外泊することが出来ますが、女性はそれなりの意味を持った旅行以外では、外泊することは考えられません。日本では、まだまだ男女同権の意味が広く理解されていないようです。 「うちの婆ちゃんは、もしかすると海を見たことがないかもしれません。」とおっしゃっていた高校生がいました。会津から海を見に行くには、新潟へ出るか、浜通りへ行くのが一番近いですが、孫が高校生になっているご婦人で、車の免許を持っていらっしゃる方はそれほど多くはありません。小生の信州の伯母はかなりの歳になりますが、持っている免許では原動機付自転車と小型特殊しか運転できません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.11 11:00:15
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