会津キリシタン研究所

【会津の山間部のとある村の冬景色】

　２００３年２月１日、会津の比較的山の中にある村を訪ねてみました。沢沿いにある村で、家々やお寺はこの川沿いに建てられています。また、国道からこの村まで来る道は、全面、圧雪状態でした。

　この村の雪景色を見たのはこの時が始めてで、川の中にある石や岩の上に積もった雪がユニークな形をしているのが印象的でした。小さなお子さんがご覧になったら、色々と想像を膨らませるだろうと思います。

　ただ、問題は、こうした村では過疎化と高齢化が進んでいるようです。バスは通勤には使えません。この村まではバスがＪＲの駅との間を走っていますが、ここから奥の村へはバスは行きません。小学生は通学バスがあるのかもしれませんが、ここから奥の村へ行くのは、特に冬期間は極めて危険です。

　小生は、一番の奥の村まで行ってみたかったのですが、道が細くなるところまで行って、引き返してきました。川沿いに開削された道路は狭く、対向車が来たらすれ違うのが怖かったからです。それでも、この村では最近になって新しい墓地を造成していますし、そこに家族墓が建てられています。