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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【関東平野の宝篋印塔】 2012年2月6日、以前から気になっていたところを確かめるために、東京分室から会津へ戻る途中で、あるところを訪ねました。そして、気になっていたところにお寺があったので、その墓地を巡っていたらこの2基の宝篋印塔が建てられていました。 それで、転切支丹類族墓石が残っているはずだと墓地を丹念に巡ったら、数多くの転切支丹類族墓石が集められているところがあり、「やはりそういうことか」と思わされました。それらの転切支丹類族墓石の一部はここでもご紹介したことがあります。 この頃には既に、史料などから気になっているところを訪ねると、必ず転切支丹類族墓石が残っているようになりましたし、このお寺は曹洞宗のお寺なのですが、何故か境内に観音堂が建てられていて、千手観音が祀られています。この観音堂に祀られている千手観音も、入口の隙間からその一部を写真に撮ることが出来ました。 非常に興味深いことですが、会津のキリシタン史に出てくるとある人物は、この一帯から会津へ移住してきた人物です。そして、その子孫は幕末になってあるところに帰農しています。そのことを知ったのは2003年のことでした。その村の墓地を、村の方の許可を頂戴して巡ったのですが、「保元元丙子年」と彫られている墓石が残っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.20 13:55:56
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