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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【南会津の巨大な五輪塔 そのII】 前々回の巨大な五輪塔を最初に訪ねたのは2003年12月17日でした。ブルーシートがかけられていました。雪囲いです。厳冬期にここを訪ねたことはないのですが、おそらくこの程度の雪囲いであれば、雪から五輪塔を守ることは可能だろうと思います。村の方にお伺いしたら、村の共同作業で雪囲いをしているとのことでした。 「来年の春まではお預けだな」と思って、石祠などの写真を取って帰ってきました。そして、史料などを読み返し、この村にあったお寺に関する文書を紹介している本を読み直してみました。やはり気になりました。16世紀後半に、どのようにして葬儀をし、埋葬したのでしょうか。16世紀ですから勿論、宗門人別制度は影も形もありません。 そして、この斜面を丹念に歩いてみたのですが、この五輪塔以外に墓石は残っていませんでした。現在、この村にある家々は、近年になって移住してきた家々であることは、当該市町村史で明らかにされていますし、村の方からもお伺いしたことがあります。 こう記すと、この近くの村々の方はここがどこかすぐにお判りになるだろうと思います。知り合いに、あの時の大洪水を経験された方から、色々なことをお伺いしたことがありました。そして、前々回に記したように、この村にあったお寺の末山があるお寺には、気になる墓石などが残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.27 20:30:11
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