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テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:キリシタン
【世界の未来】 「夜が来て、また朝が来る/それだけが人間に残されたたった一つの真実だということを/世界が心の底から受け容れた時/ひとは混沌から抜け出せることが出来るかもしれない」 小生の修士論文の結論です。あの頃には既に、アメリカは自由を見失っていました。そして、キリスト教以外の宗教を排除しようとしていました。それだけではありません。誰が決めたわけでもないのですが、「アメリカは世界の警察」という極めて危険な考え方に包まれていました。アメリカはベトナムで失ったものをまだ、回復出来ていませんでした。これはヨーロッパも同じです。ハプスブルク家が世界の王であるという意識がまだ残っていたように見えました。しかし、それからしばらくすると、自分たちの経済的発展のために、移民を受け容れてきました。そして、ISが力を持ち始めると、アメリカやヨーロッパはISを「テロリスト」と規定して、「壊滅する」ことを宣言しました。 ISにとっては、自由主義も民主主義も通じません。ISの中で純粋にイスラム教徒であろうとしている人々にとっては、「自由」も「民主主義」も排除すべきものでしかないのです。まして、アメリカやヨーロッパのキリスト教は、徹底的に排除すべきものでしかないのです。そして、お二人の日本人が「処刑」されました。理由ははっきりしているのですが、どのマスコミもジャーナリズムもそのことに関して報道していません。小生は、ネット上にあった記事や、とある新聞に書かれていた記事から、お一人の方の死の理由を考えさせられていました。 もうかなり以前ですが、「宗教は何ですか?」とアメリカで聞かれたら、「宗教はありません」と答えるなと言われているのを耳にしました。理由は「無神論者=共産主義者」だから大変なことになるということです。それで、「特定の宗教は信じていませんが、葬式は仏教でする」と答えるといいということも耳にしました。小生はアメリカで「宗教は何ですか?」と聞かれたことはありません。クラジーシャツを着ていたからです。 そして、今朝、テレビでヨーロッパから若い女性がISに加わるために、イラクに向かったことが議論されていました。まだ10代の女性達だとのことですが、彼女たちは彼女たちなりに真剣に考えて、イラクに向かったのであろうと思われます。彼女たちもヨーロッパに住んでいるイスラム教徒でした。日本でも、夏でもスカーフをしているイスラム教徒の女性に対して批判している方々がいらっしゃいますが、グローバル化を理解できていない方々なのであろうと彼らを短絡的に批判している方々もいらっしゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.28 11:04:42
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